noteではなくWordPressで技術ブログを書く7つの理由

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もともと自分は note を用いてコンテンツ制作を行っていましたが、2020年の9月を最後に更新を停止し、以降は PPC-LOG という WordPress で構築された技術ブログでコンテンツの制作や掲載を行っています。

参照:川手 遼一|note

note にはすでに40本近いコンテンツの掲載を行っていたものの、 ある時から意図して「note での記事執筆をやめてブログを書く」という選択に舵を切り、その方向性で記事を書き続けています。

本記事では「なぜnoteではなくWordPress で作成した技術ブログで記事を書き続けているのか」というテーマでお話をしていきます。

noteではなく、なぜブログなのか

結論からお話しすると note では享受できないブログ特有のメリットが7つ存在し、それらを享受すべく自分はブログを書き続けています。

「そもそもなぜ技術ブログを書くのか?」という理由については、メリットとデメリットという形で過去にも別記事で言及していますので、そこから気になった方はそちらも読んでみてください。

それらの7つについて、1つずつ解説していきます。

(1)浅い分析・深い分析の両方が快適に可能

note を書き進めていくうちに分かったのですが、サイトを分析したり記事を細かく確認したい場合はブログの方が便利です。

例えば note にはタグの設置などが出来ないため、Google アナリティクスなどの解析ツールを通常アカウントでは導入することができません。

仮に Google Discover に掲載されていた時など、下記ツイートのように Google Anaytics のリアルタイムを見ると明確に数値が増えているので理解できます。

しかし note の場合はリアルタイムの閲覧者数を把握するすべがないため「そもそも掲載されたのかどうか」を確認するのに時間がかかります。

例えば以前に note に「気象庁の民間広告提供は何が問題だったのか」という記事を書いた際、おそらく Google Discoverに掲載されたのですが、気が付いたのは投稿から数日後に note 内のダッシュボード(アクセス状況)を確認した際のことでした。異様に短期間で PV が発生しており「 Google Discover に掲載された」ことが確認できたのです。

また長期的な分析に関しても、例えばサーチコンソールや Google アナリティクスを設置すれば検索エンジンからサイトに流入される際のクエリ(実際にユーザーが検索時に使用しているキーワード、検索語句)や各記事ごとのPV、閲覧時間、流入元、地域別データなどを確認することができます。

他にも下記記事の中でも説明している通り、 Clarity を設置すれば、記事を見ているユーザーの動きなどを実際に確認することができます。

上記した サーチコンソールや Google アナリティクス、Clarity のデータがあれば記事をリライトしたり、別の記事を書く際に参考にすることが出来ます。

しかし note にはそれらのツールを設置することが一般的にはできません。このように「浅い分析・深い分析の両方が快適に可能かどうか」という点で言えば、現状ではブログの方に軍配が上がります

(2)自由にカスタマイズを手軽に実現できる

WordPress でブログを運営する場合、noteやブログサービス(Ameba、はてなブログetc)を利用するよりも様々な点において自由度高く設定を行うことができます

例えば投稿した記事が Twitter 上で拡散された際に自分のアカウントに通知が届くようにメンションを設定する機能がありますが、はてなブログで設定しようとする場合、シェアボタンのコード修正が必要になるため少々初心者には難易度が高く複雑です。

他にも、ブログ記事の特定テキスト箇所をマーカーでこのようにチェックを入れたい場合など、はてなブログで行う場合は CSS の設定変更などを行う必要があり、少々複雑です。note に関しては実装すら不可能です。しかし WordPress を使用している場合、使用しているテーマにもよりますがボタン1つでそれぞれ設定が可能です。

このように自由度の高いカスタマイズを手軽に実現できるのも、WordPress ならではの強みの1つです。

この点については、株式会社ニュートラルワークスが運営する Web メディア「QUERYY」の中で詳しく言及されているので、気になった方はそちらをご確認ください。

WordPressには、綺麗でスタイリッシュなデザインのテーマが選びきれないほどあります。デザインの知識やセンスに自信がない場合でも、美しいサイトやかっこいいサイトを作ることができるため、企業やサービスのイメージアップにもつながります。また、Webサイトに機能を追加したい場合も、機能拡張のためのプラグインをインストールするだけで、簡単に機能追加ができます。

Webサイト制作でWordPress(CMS)のメリット・デメリット」より引用

(3)自分専用のメディアを持てる

自分で独自にドメインを取得しブログをやる場合、「自分専用のメディア」としての色を強く出すことができます。

例えば note をいくら書いたとしても「note によく記事を書いている川手さん」というイメージから変化は起こりえませんが、独自にドメインを取得しブログを書いていれば「PPC-LOG の人」「PPC-LOG の川手さん」という風に認識をされるようになります。

この差はかなり大きいなものではないでしょうか。

note に良い記事をいくら書いても「数多く存在する note 利用ユーザーのうちの1人」という認識は変わりません。しかし自身でメディアを持っているとなれば話は別です。初対面の方と話をする際、転職活動をする際にも強く印象として残ります。

また独自に取得したドメインは例えば独立したりする際に利用したり、売却したりすることも可能なので将来的な投資としても有効です。

個人でメディアを持っている」というのはそれだけ絶大な価値があるのです。

(4)評価を独占的に享受できる

個人でドメインを取得しブログを書くことで「ドメインを育てることの大変さ」を理解することが出来ます。例えば特定のキーワードを狙って記事を書いたとしても、既に強力なドメインの記事が上位を独占している場合は上位を取得することは出来ません。

まず上位掲載されるためにも、ある程度ドメインの強度を引き上げる必要があります

例えば「ドメインの強度を引き上げるために被リンク獲得を実現すべくどのような記事を書くべきか」などは独自ドメインで技術ブログを書かなければ経験することができないような取り組みになります。

note の場合は元々の「note.com」というドメインが強すぎるため、そのような戦略を考えたりする必要が良くも悪くもありません。そのため「書きたいことだけを書きたい」のであれば note で執筆を行った方がいいでしょう。

しかし note にいくら記事を書いても note の評価が上がるほどに、執筆者である自分自身に対する評価が上昇するといったことは起こり得ません。自分自身でドメインを取得しそのドメイン内で記事を書き続ければ、ドメインに対してなされた評価を自分自身で独占的に享受することが可能です。

(5)サービスに左右されずにコンテンツを投稿し続けられる

極端な話ですが note や無料ブログサービスの多くはサービスが終了する場合、これまで作ってきたコンテンツがなくなる、あるいは URL が変更になるためGoogle などからの評価がリセットされる可能性があります。下記のようにYahoo! ブログが終了した際には実際に他のサービスへの以降(URLの変更)が行われました。

「特定サービスのサブドメインを切り離す」といったことはできないため、今後もコンテンツを維持するためには1からコンテンツを作り続ける必要性があります。またコンテンツの内容によってはサービスサイドから不利な扱いを受ける可能性もあります。

また以前 motoさん@moto_recruit がツイートされていたように、サービスによっては収益化目的の運用が禁止されていたり、収益額を公表するとブログを削除(操作権限剥奪:通称 BAN )されてしまうことも起こりえます。

技術ブログの収益化については下記別記事に書いたとおり、そこまで自分は意欲的に取り組んでいはいません。

しかし上記ツイートのように、うっかり収益額をツイートしてしまったりするだけでペナルティを受けてしまうリスクも存在します。これは収益目的で技術ブログを書いている人にとっては避けたいリスクです。

自分でドメインを取得、サーバーを契約しWordPressをインストールしてブログを運用する分に関してはそれらの影響を受ける可能性を可能な限りゼロに近づけることが出来ます。

(6)WordPressに関する基礎知識が身につく

自分の場合、普段は Web 広告代理店の人間として仕事を請け負っていますがサイト制作やWordPressに関する知識について疎く、これまで一度も「WordPress でドメインを独自に取得し1からサイトを作る」ということを経験したことがありませんでした。

しかし広告運用をしていく中で WordPress に関する質問をクライアントから頂く事も多く、特に一般的なプラグインに関する知識など一般的によくされる質問については受け答えできるようになる必要性を感じていたので、WordPress によるブログ作成に着手しました。

ただ CSS と PHP で WordPress のテンプレートを自作するところから始めると流石に時間が惜しいのと、ブログを完成するまでが果てしなさすぎるため、有料テーマを購入し、SEO 対策などはすべてそちらに丸投げしているような状態です。

前述した通りですが、あくまでも必要最低限の WordPress に関する知識を習得することが目的なのでそれ以外の要素は全て有料のテーマにおまかせしているような状態です

ただそんな状態でも上記したとおり、月1万 PV ぐらいは見られているので、個人的には満足しています。

(7)様々な実験を行うことが出来る

例えばリリースされたばかりの無料ツールなどは安全性の観点からクライアントに導入を渋られる事が珍しくありません。しかし自分のサイトに導入するなどと行った場合はそのような縛りや成約が存在しません。

しかし自分のサイトを持っていれば、自分のブログを実験台にすることも可能です。

例えば Microsoft が Clarty を一般公開したのは10月29日ですが、翌日には当ブログには Clarity を設置できデータを集めはじめ、10月30日には下記 Clarity に関する記事を公開することが出来ました。

特定のサイトに Clarity をスピーディーに設置できなかった場合、これだけ短期間でデータを集めて1つの記事に書き上げることは不可能でした。

このように「自由にサイト内に計測ツールなどを自由に設置できる環境」があるというのは非常に有効に機能するケースがあるのです。

最後に

自分は上記7つの理由から WordPress でのブログ執筆を継続しています。

7つのうち最後の2つは広告運用者ならではの話かもしれませんが、業種や職種によって細かい部分は変わってくるかも知れませんが基本的な原理原則は変わりません。

特に「自分が書いた記事をどの程度の人がどのぐらいしっかりと読んでいるのかを知りたい」「ブログを細かくカスタマイズしたい」「自分のドメインを持っておきたい」といった場合は独自ドメインを取得し、ブログを WordPress で始めることをオススメします。

文責:川手遼一