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自分が編集長を担っている「キーマケLab」というメディアで、直近クラウドワークスで収集したアンケート調査結果の公開を連日行いました。
アンケート調査結果 | キーマケLab(キーマケラボ)
https://kwmlabo.com/category/survey_results/
調査会社を用いた調査の場合、安くても30〜50万円程度、高いと80万円〜程度は費用がかかってしまうのが一般的です。
そういった調査費を捻出できず、過去「取りたいアンケートや調査があったとしても諦めざるを得なかった…」というケースも多いのではないでしょうか。
自分は今回クラウドワークスを用いてアンケート調査を行い、その結果を公開しました。
かかった費用は調査実費だけで言えば、数万円程度でした。
1,500近い調査サンプルを14日ほどでサンプルを集めることもでき、今回はそれをコンテンツとして公開までしましたが、反応も上々でした。
今回はその手法(取り組み内容)や費用、時間、かかったリソースなどについて解説していきます。
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https://crowdworks.jp/
目次
今回は下記2つに関するアンケート調査を行いたいと考え、サンプルの収集を行いました。
- YouTubeの利用に関するアンケート調査
- サンプルサイズ:922名
- サンプル詳細:YouTubeを日常的に利用している20代〜70代の日本在住の男女
- サンプル収集にかかった期間:2024/12/18〜2025/1/1
- 費用:¥24,894(1サンプルあたりの費用¥27)
- Web広告に対するアンケート調査
- サンプルサイズ:1,498名
- サンプル詳細:20代から70代の日本在住の男女
- サンプル収集にかかった期間:2024/12/26〜2025/1/8
- 費用:¥40,446(1サンプルあたりの費用¥27)
前述した通り、調査会社に依頼すると安くても30〜50万円程度、高いと80万円〜程度は費用がかかってしまうことを念頭におくと、10分の1以下でアンケート回答を集めることができてしまいました。
行ったこととしては、以下の通りです。
- クラウドワークス登録
- 「アンケート」収集の選択
- 「アンケート」の作成(タスクの作成・登録)
- タイトル設定
- 報酬設定
- 調査内容の記載
- オプション設定
- 仮払い&公開
- 提出されたタスク(アンケートへの回答)に対する承認作業
- 集計終了(指定の期日orサンプルが上限に達したら終了)
前述したとおり、調査ごとに費用は異なりますが、1つあたり最大で ¥40,446 (1,498サンプル)でした。
調査にかかった費用は上記に加え、厳密には自分の人件費なども生じていますが、自分が行ったことは、以下4つだけです。
- クラウドワークスでのタスクの作成・登録
- 仮払い&公開
- 提出されたタスク(アンケートへの回答)に対する承認作業
- 承認したものの結果を抽出してCanvaで作図
また加えて、今回は調査結果を6つの記事に落とし込みましたので、その作業や SNS への投稿作業なども生じました。
アンケート調査の結果をブログ形式で連日公開しました。
最終的に6つの記事を公開するに至りました。
アンケート調査結果 | キーマケLab(キーマケラボ)
https://kwmlabo.com/category/survey_results/
また調査結果をそのままポストするような投稿も行っており、もっとも反応がとれたものは記事「YouTubeにおける動画再生速度に関するアンケート調査結果」からの調査結果を引用したもので、5.7万impの獲得に成功しています。
また個人の note などでもご紹介いただきました。
KADOKAWA夏野剛社長 ソニーと海外展開について語る メディア関連ニュースまとめ2025/1/17|アヨハタ
調査実費として、「YouTubeの利用に関するアンケート調査」に関してでいうと、 ¥24,894しか発生していません。
しかもアンケート調査結果を3つの記事に分割し投稿、そのうちの1つだけでここまでリーチしています。
費用対効果も決して悪くないと言えるのではないでしょうか。
今回の自分自身の経験含め、以下の使い方がおすすめです。
アンケート調査結果としてブログやメディアで公開したい場合、活用することでより魅力的な、独自性のあるコンテンツ制作に役立つはずです。
また、記事の制作を進める中でエビデンスが欲しい場合や、アンケート結果を貼りたい…というケースもあるかと思います。そういった際に、数日かければ希望通りのアンケートを、まずは集めることが可能です。
ターゲット層となる年代・性別の方にランディングページやバナーを見せて、フィードバックをもらうことも可能です。
一般的にBtoBよりもBtoCの方が集まりがよいことが想定されますが、数件意見を取りたい場合などに活用する程度であればBtoBでも問題ないでしょう。
前述した「(1)アンケート調査結果として公開」でも説明した通り、自社で公開予定のコンテンツと関連性の高い調査結果が見当たらない場合、格安でアンケート収集することが可能です。
集計などの手間は生じますが、どうしても見当たらない場合はおすすめです。
サンプル回収までにかかる時間目安ですが、これは調査結果によってまちまちです。
例えば、「YouTubeの利用に関するアンケート調査」の際は2〜3日程度で600件近くは集まっていましたし、「Web広告に対するアンケート調査」に関しては、2〜3日程度で500件近く集めることができました。
ただ一定のところまではスムーズに集まるのですが、閾値を超えると回収が難しくなっていきます。
「YouTubeの利用に関するアンケート調査」の際は2〜3日程度で600件近く集まりましたが、残り300件を集めるのには10日ほどかかりました。
「Web広告に対するアンケート調査」の際も同様ですね。
短期間で効率的にサンプルを集める方法も存在します。以下5つの通りです。
有料のオプションを設定することで、効率的な回収が可能となります。
川手は利用したことはありませんが、調査期間を延長できたり、アンケート回答のタスクを、アンケート回答者さんの目にとまりやすい位置に配置したりすることが可能となります。
アンケート回答時に渡す報酬を高めに設定することで、より効率的に回答を集めることが可能になります。
一般的には50〜100円程度で設定することが多いようです。
簡単なものであれば自分のように20〜30円程度でも、多くのアンケートを回収することが可能です。
アンケートタイトルに回答して欲しい人の情報やアンケート回答に有する時間の目安を記入することで、より発見されやすくなり回答を回収しやすくなります。
下記のような情報を、追記するようなイメージです。
- 【20代・30代限定】
- 【男性限定】
- 【所要時間:2〜3分】
回答者は、数あるアンケート回答タスクの中から選んでアンケートに回答していきます。
いかに目に留まるか、クリックされやすくなっているかが効率的にアンケートを回収する上で重要となるのです。
前述「(3)タイトルに回答して欲しい人の情報やアンケート回答に有する時間の目安を記入」でも少し触れた通り、「【所要時間:2〜3分】」などの情報を追記し、比較的簡単に回答できることを伝えてあげると良いでしょう。
連休中などは、普段よりも可処分時間を持て余している方が多くなりがちです。
そのため、例えば20〜70代の男女1,000名といった多めのサンプルを低予算で集めたい場合、平日よりも連休期間を狙ってアンケート回答の回収を狙ったりするなどすると良いでしょう。
収集したサンプルですが、承認後に下記形式でダウンロード可能です。
- SJIS形式
- UTF-8形式
Excelを利用されている場合、SJIS形式でダウンロードすることを公式に推奨されています。
クラウドワークスの管理画面にて、承認後に承認したタスクをクリックし、下記赤枠から一括でダウンロード可能です。

3点注意点があります。
例えば、100件以上のアンケート回答を回収する形で利用するのであれば、マス層が対象となるような形での利用に留めるべきです。
例えば、「クラウドワークスのアンケートを使って経営者1,000名のアンケートサンプルを集める…といったことは難しい」ということは、認識しておく必要があります。
どのようなアンケートを集めたとしても、必ず「クラウドワークスを利用している」人に限定される回答であることについて、留意が必要です。
キーマケLabでは調査会社に依頼しデータとして公開したものは「調査結果」として公開し、クラウドワークスに依頼しデータとして公開したものは「アンケート調査結果」として、わけて公開しています。
仕事内容が同じにも関わらず別の仕事であるかのように多くの投稿をおこなう行為を、クラウドワークスは禁止しています1。
その点にも留意し、実際にアンケートを集める際は使用する必要があります。
クラウドソーシング・仕事依頼・求人情報は日本最大級の「クラウドワークス」
https://crowdworks.jp/
文責:川手 遼一
- 仕事依頼ガイドラインでは、「複数投稿」を禁止しています – クラウドワークス お知らせブログ
https://blog.crowdworks.jp/archives/5974/ ↩︎