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Microsoft が提供する Clarity は外部ツールである Google Analytcis(以下 UA)と2020年11月4日以降、連携可能となり、2021年4月には GA4 との直接連携も可能になりました。
しかし、UA のデータ処理が日本国内において2023年の夏以降停止してしまった関係上、現状連携可能なものはGA4のみとなっています。
本記事では、GA4との連携方法や設定の流れ、メリットや注意点について解説していきます。
Google Analytcis(UA)と Clarity との連携方法については下記記事で過去にも詳細に解説しています。
GAとClarityを連携させる方法
https://ppc-log.com/measurement_tools/microsoft-clarity/3891/
目次
連携の流れについてですが、以下の通りです。
- Microsoft Clarity にログイン
- 「設定(setting)」をクリック
- 「設定(setting)」内の「セットアップ(set up)」をクリック
- 「セットアップ(set up)」内の「Google アナリティクスの統合(Google Analytics Integration)」をクリック
- (ログイン)認証作業
- 関連する GA4 アカウントを選択
- 管理画面上にて、Google アナリティクスの項目にて「ログイン済(Connected)」と表示されるかを確認
連携するメリットについては、以下2つです。
連携後は、ダッシュボードで「Google アナリティクス」を選択することでGA4ベースでのデータを確認できるようになります。

ただしこれらのデータは基本的に連携せずに確認可能なものでもあります。
「Clarity」のダッシュボードでは最下部までいかないと見れないような情報を、「Googleアナリティクス」のダッシュボードではファーストビューで確認できます。


1点、注意点があります。
Clarity の Admin(管理者)権限を有していないと、 GA4との連携を行うことができません。
またGA4に関しても、「編集者」以上の権限が必要となります。
Clarityの権限を第三者に付与する方法について|権限の種類、権限別に実行可能なことについても解説
https://ppc-log.com/measurement_tools/microsoft-clarity/1418/
連携画面上ではGoogle Analyticsと表示されますが、基本的にGA4と同意で取り扱われているため、管理画面上の詳細な記載は無視して設定されることをおすすめします。
また過去に UA で連携しGA4に変更後に連携箇所を変更していない場合、アップデートを促す表記がされる場合があります。その表示がなされる場合、「GA4に更新」をクリックし、アップデートすることをおすすめします。

文責:川手 遼一