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「X(旧Twitter)でタイムラインに急にアダルト系の広告が流れてくるようになって困っている」という方は多いのではないでしょうか。
本日は具体的に、アダルト広告を表示しにくくする方法についてご共有します。
目次
X(旧Twitter)広告は公式に、下記のような仕様で表示される広告であると説明がなされています。
Xは、ユーザーの役に立ち興味を引くと思われる広告を表示しようと努めています
引用元:X広告の仕組み
Xでフォロー、ポスト、検索、閲覧、ポストまたはXアカウントへの反応などを行うと、それに基づいてX広告がカスタマイズされます。たとえば、特定の用語を検索すると、そのトピックに関連したプロモコンテンツが表示されます。また、プロフィール情報、モバイル端末の位置(位置情報サービスが有効な場合)、IPアドレス、端末にインストールされているアプリなど、アカウントに関する情報を使って広告をカスタマイズすることもできます。これによって、ユーザーがいる場所に対応した広告やユーザーの興味が高そうな広告を表示できます。
引用元:X広告の仕組み
またいわゆる「アダルト」「エロ系」と類されるような「成人向けの性的なコンテンツ」についても、広告配信を禁止しています。
Xでは、成人向けの性的なコンテンツを広告に掲載することを全世界で禁止しています。
引用元:成人向けまたは性的な商品・サービス
しかし色々と調べている限り、11月中旬・下旬以降、以前に比べ「成人向けの性的なコンテンツ」とされるような広告が広告審査を通過するようになっているほか、そういった広告が役に立ち、興味を引くと思っていない層にも配信されるような変更がなされている可能性が高そうです。
実際にYahoo!リアルタイム検索でも、11月中旬・下旬以降関連ポストが多くみられるようになっています。
すでに下記のようなポストも散見されるようになってきています。
過去にも PPC-LOG では X のアプリが原因でバッテリーが異常に消耗する件やそれに対する対処法、ブロック・ミュートできない X 広告(正確にはX 面に配信されているGoogle 広告)とその対処法について解説してきました。
X(旧Twitter)に配信されている Google 広告の背景と現状
https://ppc-log.com/twitter-ads/14580/
Xで見かける消せない広告やGrokが原因でスマホバッテリーが異常に消費しているかも(対処法も解説)
https://ppc-log.com/twitter-ads/14936/
X は2022年にイーロン・マスク氏が Twitter を買収し、サービス名を変更して以降様々なアルゴリズムの変更や機能の追加や廃止などを実施しているため、今回もその一環に基づくものかと思われます。
方法ですが、以下3つです。
下記設定および実施は一部の除きスマートフォン、PC いずれでも可能なものとなっております。
スマホ(公式アプリ)から設定する場合、次の通りです。
- タイムラインを開く
- 左上の自分のアイコンをタップする
- 「設定とプライバシー」をタップ
- 「プライバシーと安全」をタップ
- 「広告の環境設定」をタップ
- 「パーソナライズド広告」をオンにする
PC から設定する場合、「カスタマイズとデータ」からも設定可能です。
カスタマイズとデータ設定
https://help.x.com/ja/personalization-data-settings
該当の広告が流れてきた際に「この広告に興味がない」をタップすることで今後タイムラインに流れてくるアダルト広告を減らせる可能性があります。
こちらの機能は公式スマホアプリからのみ選択可能なものとなります。
該当の広告が流れてきた際に「この広告を報告」(PCの場合「広告を報告」)をタップし、「成人向けアダルトコンテンツ」として報告することで、結果今後タイムラインに流れてくるアダルト広告を減らせる可能性があります。
何度も興味関心の沸かない、同じ広告を見かける場合は、上記に加えて下記手法も有効です。
- アカウントをブロックもしくはミュート
- キーワードレベルでミュート設定を実施
また課金することが可能な場合、以下手法も有効です。
- Xプレミアムを購入し X Pro(旧 TweetDeck)を利用する(広告が表示されない仕様のため)
- Xプレミアムを購入する(広告そのものを完全にアプリ上でも非表示に)
ただし「アカウントをブロックもしくはミュート」「キーワードレベルでミュート設定を実施」に関しては実施してもイタチごっこになりがちですので、どうしても止めたい場合は「X Premium+ を購入する(広告そのものを非表示に)」を検討する必要が出てくる…といった形でしょうか。
自分は Web 広告で生計を立てている者ですが、本来見たくないような情報やコンテンツを「広告」という形で受け取りたくない人にまで届けたいわけではないので、今回これらの広告が表示されにくくなるための解説記事を書いています。
「効果があったよー」という方は、ぜひこのブログ記事のリンクを X や Facebook などの SNS で投稿してより多くの人に伝えてあげたり、困っているご友人やお知り合いの方がいたらぜひリンクを送って助けて教えてあげてください。
文責:川手 遼一