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2025年6月28日現在、すでにハッシュタグ含む広告は配信されなくなっています。より詳細に知りたい場合は後日公開した検証記事「早速ハッシュタグを含むX広告を入稿・配信を試みてみた話」をご確認ください。
ハッシュタグを含むX広告が2025年6月27日深夜24時より配信停止となる旨に関するアナウンスがなされました。
目次
まず日本時間で6月26日の夕方、社主であるイーロンマスク氏が次のようにポストしました。
以下が、イーロンマスク氏によるポストの日本語訳です。
明日から、𝕏の広告で、見た目を損なう悪夢のようなハッシュタグが禁止されます。
引用元:イーロンマスク氏のポストを Gemini にて日本語訳
続けて X 公式アカウントより、「ハッシュタグを含むX広告が2025年6月27日午前0時(PDT)より配信停止される」旨がアナウンスされました。
以下が、X公式アカウント@XEng によるポストの日本語訳です。
当社のプラットフォームにおける全体的なエクスペリエンスを向上させるため、ハッシュタグを含むX広告は、明日6月27日午前0時(PDT)より配信されなくなります。ハッシュタグを含まない広告およびキャンペーンは、引き続き通常通り運用されます。
引用元:X公式によるポストを Gemini にて日本語訳
のちに、日本向けに X のマーケティング関連情報を流している X公式アカウント@MarketingJP より「ハッシュタグを含むX広告の配信は2025年6月27日深夜24時までに全て停止される可能性がございます。」とポストされ、実際に2025年6月27日24:00 から日本でもハッシュタグを含む広告の露出が制限されるようになりました。
追記:日本の X 公式アカウント@MarketingJP からも、日本語で最新情報としてポストがなされました。
以下、X公式アカウント@MarketingJP のポスト、全文になります。
X広告をご利用いただいている広告主様および広告代理店様
Xではより快適なプラットフォーム体験の向上を目的として、本日2025年6月27日より順次、ハッシュタグを含むX広告の配信を停止いたします。ハッシュタグを含むX広告の配信は2025年6月27日深夜24時までに全て停止される可能性がございます。
ハッシュタグを含まない広告およびキャンペーンは、引き続き通常通り配信されます。
つきましては、現在アクティブなキャンペーンで広告クリエイティブのテキスト内にハッシュタグを使用されている場合は、ハッシュタグを除いた新しい広告クリエイティブへの差し替えをお願いいたします。
また、ブランド絵文字・ブランドアニメーションやブランドいいねなどのブランド機能については、引き続き投稿上で表示されますが、プロモーション(広告としての配信)としての使用はできなくなります。
この変更は、xAIによる技術を活用した新しいユーザーレコメンデーションシステムの導入に伴うものであり、広告配信の最適化およびエンゲージメント向上を目的としています。いつもXをご利用いただき誠にありがとうございます。今後とも広告主・代理店の皆様とより良い広告体験を築いてまいりたいと考えております。
この度は突然の仕様変更となり、ご迷惑をおかけいたします。
引用元:@MarketingJP のポスト
引き続き、X広告のご愛顧のほど何卒よろしくお願いいたします。
上記ポストによると、日本でも2025年6月27日深夜24時以降、ハッシュタグを含む X 広告が停止となるとのことです。
公式ポストの中では「ハッシュタグを含むX広告の配信は2025年6月27日深夜24時までに全て停止される可能性がございます。」と説明されていますが、実際に停止されました。
また公式ポストの中では「現在アクティブなキャンペーンで広告クリエイティブのテキスト内にハッシュタグを使用されている場合は、ハッシュタグを除いた新しい広告クリエイティブへの差し替えをお願いいたします」と説明されているため、万全を期すのであれば、キャンペーン内にハッシュタグを用いた広告が1つもない状態で、2025年6月27日深夜24時を迎える形が望ましいと考えられます。
追記:検証記事「早速ハッシュタグを含むX広告を入稿・配信を試みてみた話」にも書きましたが、結論そこまでの対応は不要で、キャンペーン内に1つでもハッシュタグを含まない広告(ポスト)があれば広告キャンペーンの配信自体は継続される仕様です。
必要な対策や対応ですが、以下の通りです。
- そもそもハッシュタグを含む広告配信をしているかどうかの確認
- 広告表現上の使用のみにとどまらず、#PR 含む投稿を広告として使用している場合など、どう取り扱うかの再考が必要(例.第三者配信)
- 補足:WOMJ ガイドラインでは「#PR」のようなハッシュタグでなく、【PR】のように表記することも認められています。
- ハッシュタグを含む広告配信が停止しても問題ないかの確認
- 問題ある場合、ハッシュタグのない広告を新規作成し入稿するなどの対応が必要
- ハッシュタグを含む広告配信が停止する場合の影響確認
- 特に影響が大きい場合など
- ハッシュタグを用いた広告(ポスト)を使ったキャンペーン展開などを予定している場合
- 広告案の再考などが必要
日本時間でちょうど一か月前の金曜日、X はデータサーバーセンターの火災により、一時広告管理画面にログインができなくなるほか障害が発生、通常の使用にも影響が出たため話題にもなりました。
それらの事故とは異なり、今回の変更は、プラットフォーム全体のエクスペリエンス向上のために行われる、人為的な変更によるものです。
イーロン氏による旧 Twitter(現X)買収移行、氏は旧 Twitter に対して様々な変更を実施し、広告に関しても一部その影響を受けています。
過去に実施された大きなアップデートに関しては下記記事からもご確認いただけます。
Twitter広告の配信が日本でも4月22日から一部アカウントは不可に(配信中のものも停止)
文責:川手 遼一