Google 広告の身元確認完了後に反映された情報を変更・修正する方法

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Google は Google 広告における「広告主様の身元確認プログラム」と「ビジネス オペレーションの適格性確認プログラム」を統合した「広告主様の適格性確認プログラム」を2022年3月より進めています。

「広告主様の適格性確認プログラム」の対象 Google 広告 アカウントを有している場合、都度個別にメールが届き、その後30日以内に指定の確認プログラムを通じ身元確認を行う必要があります。

参照:身元確認を実施する方法 – Google 広告ポリシー ヘルプ

確認プログラムを 30 日以内に完了できなかった場合は、アカウントの一時停止措置が発生します。

そのため運用者の方の中には急ぎ確認プログラムを実行し誤った情報で身元確認を実行してしまったり、誤った情報で処理してしまっていることに気付かず、設定後に届いた「広告主様としての身元確認が完了しました」というメールだけで確認作業を終わらせてしまっているケースなども多いのではないでしょうか。

これをそのまま放置すると情報漏洩につながるため、広告主情報を修正する必要があります。

本記事では誤った情報で身元確認してしまった場合の対処法について解説していきます。

Google 広告における身元確認とは

前述した通り、Google は適格性確認プログラムを2022年3月より進めています。Google はそれ以前にも一部のGoogle 広告アカウント(自分は見ている限り YMYL 領域に多い?)を有しているユーザー向けに「本人確認」という別称で同様のプログラムを実行してきましたが、2022年3月よりさらに多くのGoogle 広告アカウントに対してプログラムの実行を促すメールを送信しています。

またGoogle 広告における身元確認は「ユーザーの信頼」に Google が重きを置き、取り組んでいるプログラムになります。

参照:透明性と広告の開示 – Google 広告 ヘルプ

確認プログラム実施後の情報反映の確認方法

確認プログラム実施後に情報が正確に反映されたかを確認する方法は3つあります。

(1)メール通知を確認する

確認プログラム実施後に「◯◯◯(Google 広告アカウント ID)様の広告主様としての身元確認が完了しました」という件名のメールが届き、そちらを開封すると 以下のように反映された情報を確認することができます。

(2)Google 広告アカウント内で確認

Google 広告アカウント上(ツールと設定>>設定)でも反映された情報を確認することができます。

また MCC アカウントの場合「ツールと設定 >>料金>>本人確認」から一覧で確認することができます。

(3)広告上で確認

実際にリスティング広告上(リスティング広告上の▼マークをクリック)からも確認することができます。

ただリスティング広告上で確認する場合、広告のインプレッション数に影響を与えてしまうためあまり確認方法としては推奨しません。

身元確認時に生じるバグ(不具合?)

自分が知る限りですが、どうやらMCCアカウントを通じた確認プログラムを実行すると一定確率でMCCアカウントの情報が反映される(つまり広告代理店の広告として処理されてしまう)バグが起きているようです。

以前にろんぐさん@adadads12 がそれらしきツイートをされていましたが、おそらく多分これのことかと。

書類などのアップロードをせずに、本人確認が完了してしまう場合は MCC アカウントの情報が使用され処理されている可能性が高いため要注意です。

上記「(3)広告上で確認」にも記したように、広告上から第三者が確認できる状況となってしまうため、これらの現象が起きているにも関わらず放置することで情報漏洩につながる可能性もあります。

修正方法と確認方法

以下フォームから修正依頼を行うことができます。

参照:広告主適格性確認フォーム – Google 広告ポリシー ヘルプ

早ければ5〜7時間程度で反映されます。

ただ反映された旨を通知するメールなど届かないためご注意ください。

最後に

上記したような不具合や、急いで設定してしまったが故に表記を誤ってしまうケースなども考えられるため、 Google 広告の身元確認は最終確認(上記「確認プログラム実施後の情報反映の確認方法」)までセットで行うべきです。

また誤った情報で登録してしまった際も(もしくはされてしまった場合も)管理画面上からは修正できませんが、フォームを通じて修正可能なため落ち着いて対応しましょう。

川手
川手

マジで確認大事なんだよな

文責:川手遼一