【解決済】au通信障害が運用型広告のパフォーマンスに対して与えうる影響と対処法について

当サイトは、Amazon.co.jp の商品を宣伝することにより、紹介料を獲得できる Amazon アソシエイト・プログラムの参加者です。

当記事に Amazon へのリンクが含まれている場合、それをクリックし買い物をすると、当サイト(および当サイト管理人)に対して一定の収益が発生します

発生した収益の一部は、持続的なサイト維持のために使用されます。

ちなみに下記リンクをクリックし Amazon内で何かしら買い物をしていただくと、当サイト内で紹介した商品以外の購入でも収益は発生します。

https://amzn.to/3REJQgU

もし「ブログの内容が役になった」「記事のおかげで助かった!」といった方は上記リンクをクリック頂き、Amazon内で買い物をしていただければ幸いです

悩ましいのは、協力頂いた皆さんには持続的なサイト維持以外何の見返りもないということです。せめて皆さんから頂いた額を見て、ブログ読者の方への感謝の気持ちを忘れぬよう日々努めます。

7月2日に発生したau通信障害ですが、意外と運用型広告に対して与える影響がありそうな気がするのでパッと思いつく限り書いておこうと思います。

注意書き(2022.7.4 19:45追記)

既にほぼ完全に解消したようです。KDDIさんありがとう!

参照:(7月4日 19時00分現在)au携帯電話サービスがご利用しづらい状況について

通信環境(現状)

以下 au の通信障害の現状になります。

日頃はKDDIサービスをご利用いただきましてありがとうございます。

以下のとおり、2022年7月2日01時35分より当社の通信サービスがご利用しづらい状況が発生しております。

全国的にデータ通信は概ね回復しています。また、流量制御などの対処を講じているため、音声通話がご利用しづらい状況が継続しております。

(7月4日 08時00分現在)au携帯電話サービスがご利用しづらい状況について 」より引用

また au のスマートフォン、ガラケーだけでなく、auひかり電話などの固定回線も満足に使用できない状況となっています。

注意書き(2022.7.4 19:45追記)

既にほぼ完全に解消したようです。KDDIさんありがとう!

参照:(7月4日 19時00分現在)au携帯電話サービスがご利用しづらい状況について

考えられる影響範囲

(1)2段階認証が使えない

まずSMS認証などの2段階認証が使用できません。そのためSNSなどを締め出されてしまっているユーザーが一定数存在することが考えられます。

そのため多くはないと思われますが、何か大規模な広告配信を行なっている場合、SNS関連の広告経由でのコンバージョン率やインプレッション数に何かしらの影響が出る可能性が少なからずあります。

(2)電話が鳴らない

au回線だと通話が満足にできないため、電話が鳴らない、かけられないといった可能性が考えられます。

また特に au ひかり電話などを使用しているケースの場合で電話コンバージョンが大半を占めているサービス業などの場合、コンバージョンが著しく減少してしまうなど起こり得る可能性が考えられます。

またオフィスやフリーダイヤルに電話が繋がらない場合、代表者や担当者、現場の方の携帯電話に自動転送設定しているケースなどもあるかと思いますが、これらが au の場合、うまく通話が転送がされない事態に陥る可能性も考えられます。

またコロナ禍ということもあり、電話がかかってきても文字起こししてメールや Slack などでお知らせしてくれるツールやサービスを導入している企業も多いかもしれませんが、そもそもそれらのサービス先に電話が正常にかからない状況にある可能性もあり得ますので、ご注意ください。

またIP電話であれば問題ありませんが、クラウドPBXの場合、KDDI回線を使用している端末への通話はできない可能性も考えられます。

(3)データ通信

既に回復していますが、データ通信も特に2日は大きく影響を受けたようなので、案件によっては振り返ると「2日だけコンバージョン率が異様に低い…」といったことが起きているかもしれません。

対処法

今後しばらく障害が続く可能性が考えられます。中長期的には回線の変更検討なども可能ですが今日明日には不可能かと思われますので以下4つの対策をオススメします。

(1)サイトに注意書きを記載しておく

電話タップが発生し得る要所要所に「電話がつながりにくい場合がある」旨などと記載しておきましょう。障害解消後には注意書きを削除することをお忘れなく。

(2)サイト上の見直しをする

例えば一時的にフリーダイヤルを外し au 回線以外の電話番号で電話タップが機能するようにしておく、フォーム経由でのお問い合わせが増えることを想定しフォームを一時的に簡略なものに変更しておくなども1つの手です。

(3)訪問系のビジネスは事前に入念に確認する

訪問系のサービス業の場合は事前の情報確認が重要になります。

現場近くまで行って家主に電話をかけても繋がらない…といったケースが想定されます。

あらかじめ入念にメールで確認を取る、携帯電話以外の固定回線の番号を事前に確認しておくなど、対策が必要となります。

(4)電話をかける方法を共有しておく

au ユーザーの場合、電話がかかってきたとしても鳴らない、通知されない可能性が考えられますが、例えば LINE Out Free などを使用すれば電話自体はかけることができます。

緊急時にも使用できるため、従業員にシェアしておくなどはしておいても良いかもしれません。

参照:LINE Outとは? | LINE(ライン)

文責:川手遼一

川手
川手

ちなみに川手は13:00ぐらいから使えるようになりました!!