Google ディスプレイ広告(GDN)の配信先からアプリを除外する3つの方法

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本記事ではGoogle 広告におけるネイティブアプリ(以下アプリ)への配信除外する方法について記載しています。

2018年9月までは「 adsenseformobileapps.com 」を除外指定する事でアプリ面を除外することが可能でしたが、現在はその方法では、アプリ面への広告配信を除外することは出来なくなってしまっています。

また「そもそもアプリへの配信を除外するべきかどうか」について考える重要性については下記別記事で解説していますのでそちらもあわせてご確認下さい。

参照:GDNでは配信面からまずはアプリを除外しろと約束したな、あれは嘘だ

Google ディスプレイ広告の配信先からアプリを除外する方法

Googleディスプレイ広告におけるアプリ除外方法については下記の通りです。主に3つ存在します。

1.管理画面から除外する方法その1(一番簡単な方法)

(1)管理画面にログインし指定のキャンペーンの「コンテンツ」内「除外設定」をクリック

(2)ペンマークをクリック

(3)「入力」をクリック

(3)「 mobileappcategory::69500 」を入力

(4)「1個のプレースメントを追加」をクリック

(5)「All Apps」と表示されることを確認

(6)「保存」をクリック

(7)「All Apps」と表示されることを確認

ちなみに自分はこちらの方法をアミジャットの田島さん@amijat_work の Twitter 経由で知りました。

いつも有益な情報をありがとうございます。

2.管理画面から除外する方法その2(手間のかかる方法)

(1)管理画面にログインし指定のキャンペーンの「プレースメント」内「除外設定」を確認

(2)ペンマークをクリック

(3)「アプリのカテゴリー」を選択

(4)アプリカテゴリー(141種類)をすべて選択

(5)「保存」をクリック

3.Google 広告エディターから除外する方法

Google 広告エディターから除外する方法は下記の通りです。

(1)「モバイル アプリカテゴリー,除外」で「All Apps」を選択

エディターでは除外するキャンペーンの「キーワードとターゲット設定」内「モバイル アプリカテゴリー,除外」を選択し「 All Apps 」を除外カテゴリーに設定します。

こちらの方法で除外設定が可能です。

補足説明

複数キャンペーン設定する場合などは管理画面から設定するよりも、Google 広告エディターを使用した方が明らかに時短できる上、エディターを用いた設定の場合、管理画面反映前に第三者に依頼し CSV で出力し、確認作業の依頼などが可能となります。

そのため複数のキャンペーンで除外設定を行う場合、他者に作業内容を確認してもらいたい場合は、Google 広告エディターを用いて除外作業を行った方が無難でしょう。

最後に

そもそもアプリを除外するのは最善手なのでしょうか。前述した通りアプリへの広告配信を何も考えず除外設定してしまうと機会損失につながることも起こり得ます。下記図は一例(数値は一部変更された実際の配信結果)ですが、実際にアプリに配信してもコンバージョン獲得が発生する事はよくある事です。初めから可能性を一切考慮せず除外するというのはオススメできません。

参照:GDNでは配信面からまずはアプリを除外しろと約束したな、あれは嘘だ

川手
川手

「どのように除外設定がされているのか」を設定や履歴だったりから確認している時に、そのアカウントを運用している人の気質が分かることがありますよね。

文責:川手遼一