クリック ID(GCLID)はデフォルトの設定ではGoogle アナリティクス、ユニバーサルアナリティクス(UA)では視認することはできません。しかし GTM(Google Tag Manager)を用いることで、UA 上でもクリック IDを取得し、確認できるよう設定することが可能です。
注意事項
同様の設定を行うことで、GA4でもクリックIDを視認することが可能になります。詳細は別記事にて解説していますので、そちらをご参照ください。
設定手順は下記の通りです。
目次





UA 上の設定はここまでです。




問題なければ「保存」をクリックします。


川手 遼一
ちなみに URL は分解すると下記図のような構造になるのですが、今回は URL のうち「クエリ」を使用するので、クエリ(クエリキー)を指定するような形になります。

この作業を実行する際「インデックス」は先ほどのUAの作業「5.追加されたことを確認。」で gclid に割り当てられた数値を入力(ここでは2のため、2を入力)

設定後、反映されるまでに数日かかります。早ければ24-48時間程度で反映されるでしょう。


UA 上でクリックIDが取得できるようになると、これらのデータを Looker Studio に渡してデータをまとめて効率的に分析したり、コンバージョンユーザーとの紐付けを行い最適なクリックIDを探し出し、手動でオフラインコンバージョンインポートすることなどが可能となります。

文責:川手遼一