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Microsoft 広告において検索広告を配信し、その配信結果レポートを見ていると「近似バリアント(close variant)」という項目を目にします。
別のレポートでは次のようにも表示されます。
日本語ヘルプでは該当するものが確認できず、先日問い合わせを行うことでわかったことがあるのでご共有します。
目次
結論、近似バリアントとはGoogle 広告における「類似パターン」のようなもののようです。
近似バリアントとは、Close Variant のことで日本語に直訳すると「近い変形」になります。
特定のキーワードだけでなく、そのキーワードのスペルミス、複数形、異なる単語の順序、縮約形や省略形、同義語などにも対応できるようにするためのもののようです。
Note: If you see “(close variant)” in your search term report in the Match type column, this means that minor variations of your keyword (e.g., misspellings, plurals, same search intent, etc.) triggered your ad to be displayed, so you can maximize relevant matches without having to add all of these variations yourself.
(訳)注: 検索語句レポートの「一致タイプ」列に「(close variant)」と表示されている場合、これはキーワードの軽微なバリエーション(例えば、スペルミス、複数形、同じ検索意図など)が広告の表示を引き起こしたことを意味します。これにより、これらのバリエーションを自分で追加することなく、関連性の高い一致を最大限に活用することができます。
「What are keyword match types, and how do I use them?」より引用、訳はChatGPTを用いつつ著者
レポート上、次の手順で確認可能です。
別の手法でも確認可能です。
近似バリアント(close variant)の種類ですが、現時点では今3つがあるようです。
- フレーズ一致(近似バリアント)
- 完全一致(近似バリアント)
- 部分一致(近似バリアント)
また管理画面上では「類似パターン」と表示されることもあるため、もしかすると今後どちらかに一本化されるかもしれません。
類似バリアントが悪さをしている(例えば過度に関連性の低い語句に予算を投下しているなど)は確認する限りほど起きていませんでした。ただGoogle 広告の「類似パターン」に比べると精度が低く、関連性の低い検索語句を拾ってしまっているケースも散見されるため、関連性の低いものへ配信したくない場合は慎重に確認し除外するほかキーワードを見直すなどの対応を行うことをオススメします。
文責:川手 遼一