結果的に theLetter の読者数を増やす事に繋がった5つの取り組み

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昨年末から自分が手がける「キーマケLab」というメディア活動の一環で、「キーマケLabのヨミモノ」というニュースレターを書いています。

引用元:キーマケLabのヨミモノ

初月で100名以上に登録されるなど、BtoB寄りの発信にしてはそこそこ最初こそ好調だったのですが、途中から登録者数の伸び悩み「…どうすればいいんだろう」と漠然と考えていました。

その際に、theLetter を手がける濱本さん@itarumusic はじめ、theLetter のユーザーの方々(長谷川さん@haseshout 、ムロヤさん@rmuroya)と交流し話をする機会があり、その場で受けたアドバイスを実施したところ、みるみるうちに登録者数増加し伸び悩みを一気に解消することができました。

参照:公式ニュースレター「キーマケLabのヨミモノ」の登録者が300名を超えました

当日は他にも「ニュースレター…すご」となるようなお話を色々と教えていただきました。気になる方は、ぜひこちらもご確認ください。

参照:ニュースレターすんご、っと思った話をこっそりシェアします | キーマケLabのヨミモノ

1.読者数増加に繋がった5つの取り組み

本日はその際に教えてもらい、取り組み結果登録者数の増加につながった5つの具体的な取り組みについて、ご紹介します。

(1)SNSのアルゴリズムは「うざい」もの

そもそもアルゴリズムってうざくないですか?

当日同席いただいたムロヤさん@rmuroya に「なぜニュースレターを書くのですか?」と尋ねたところ、「…だってSNSのアルゴリズムってうざくないですか?」と想定の斜め上な回答が飛び出しびっくりしました。

詳しく確認したところ、次のようなお話を伺いました。

  • 今の SNS は基本的にアルゴリズムに愛されたコンテンツしかレコメンドしてもらえない(広がらない)
  • アルゴリズムはそういう「うざさ」を持つ一方、愛したコンテンツは勝手に一方的に広げる悪友のような存在
  • アルゴリズムとは適度な距離感を保ち付き合いつつ(とはいえ全面的に迎合せず)とはいえ「届けたい情報を確実に届けられる手」も持っておいた方がいい(一生懸命作ったコンテンツがアルゴリズムに愛されず、せっかく作ったものが多くの人の手元に届かないリスクがある)

自分はどこかで「SNS」に対して投稿するようなコンテンツを意識してニュースレターを書いてしまっていました。

例えば、少し無理に簡潔にまとめてしまったり、蛇足に感じたものを積極的に切ってしまったり、タイムライン上で読むようなコンテンツと同じようなものをニュースレターとしても作ってしまっていたんですね。

でもそれは、「メールを確認しよう」というスイッチを入れてメールボックスを開き、ニュースレターを読んでいる人からすると、やや足りないコンテンツなのかもしれません。

以降、ニュースレター=アルゴリズムに愛されることを意識せず書きたいことを書き切る場として意識するようにしました。

(2)文体は変に整えなくて良い

濱本さん@itarumusic 曰く、伸びているニュースレターの中には、過度な脚色や編集がされていない、個人が素で書かれたものが決して少なくないそうです。

いわば、私信のような文体で書かれたものが多いのでしょう。

曰く「文体をね、変に整えて読みやすくとか、極論そんなことしなくてもいいんですよ」とのこと。

言われてみるとこれも「(1)SNSのアルゴリズムは「うざい」もの」に通ずるのですが、自分は読んでもらうために過度に自分も文章を整えてしまっていたところがあるのではないかと反省しました。

指摘を受けて以降は、以降まとまりがない文章となったとしてもとにかく書き切って公開することを目指すよう、執筆の方針を変更しました。

以降記事と違い、オチやまとめがなくてもいいのでスラスラ書き、さっさと公開するようにしています。

例えば、以下ニュースレターなどは、その具体例です。

部分一致とは何だったのか あるいはインテント マッチなるものについての私論 | キーマケLabのヨミモノ

(3)読者限定ポイント箇所を手動で調整する

数名で話を進める中で、僕自身全く理解できていなかったのですが、「ここから先は読者限定で〜」のボタンの設置位置は表示重要とのことでした。

自分、この機能まったく知らなかったんですよね(苦笑)

以降は毎回、手動で設定するようにしています。具体的に言うと、下記のようなものです。

画像引用元:002 年内最後のご連絡です | キーマケLabのヨミモノ

デフォルトのままでは「読者限定記事」にすると3行程度のところで読めなくなってしまうので「…続きが気になるな」という心理が働きにくくなってしまいます。

なので、次のようにちょっといいところで「読者限定ポイント」を差し込むようにしはじめました。

画像引用元:Perplexityからの流入と広告(Perplexity Ads)について | キーマケLabのヨミモノ

実際こちらの変更はとても影響が大きく、設定変更後に登録者が急増するようになりました。

引用元:theLetter の管理画面

管理・編集画面で簡単に設定できるので、おすすめです。

引用元:theLetter の管理画面

(4)いろいろなニュースレターを読む

もっといろいろなニュースレターを読みましょう」と長谷川さんから言われ、その場でおすすめのニュースレターをいくつか教えてもらい登録しました。

確かに、ニュースレターを書く以上は複数、特に注目されているニュースレターを読んでおいた方がいいですし、どのような文章がニュースレターとして受け入れられるかは知っておくに越したことはありません。

現在は3〜4つ、仕事とは直接関係ないものを含め、ニュースレターを読むようにしています。

(5)熱量が伝わる文章を書く

(1)にも通ずるのですが、やはりニュースレターは熱量がこもっているかどうかがかなり読者に伝わるようで、実際海外のものなどだと、数万文字程度のニュースレターが当たり前のように存在しているそうです。

文章に熱量を込める場合、次の書き方が自分は理想的ではないかと思います。

  1. 短時間で一気に書く(数万字のものをひと晩で書き切る)
  2. とにかく長時間かけて長文を書く(駄文を書けということではない)
  3. 長文を書く→削る→長文を書く→削るを繰り返し、1つのテーマを深掘りする

自分は3.のやり方で指摘を受けて以降書くようにしています。たとえば、直近公開した「Microsoft 広告(Microsoft Advertising)急伸の2年を勝手に振り返る」などはまさにその典型例です。

2.最後に(実現できなかったもの、実現しようとしているものも)

一方で実現できなかったこと、実現しようとしているもののできていないものもあります。

例えば、「読者に約束をする」は、僕ができていないことの1つです。

ニュースレターの中には、次のようなことを行っているものが多くあります。

  • 「いつまでに送るか」を読者と約束しているもの(例:毎週水曜日に送信するなどしているもの)
  • 今後に送るテーマを約束しているもの(例:今週XでホットになったWeb広告のトピックを取り上げます)
  • 読者とコミュニケーションを取っているもの(例:アンケートやコメント欄への誘導。約束はせずとも「改善し続けますよ」という姿勢を見せているもの)

長谷川さんから帰り際に「読者と約束をして、それを守りましょう」とは言われたのですが、ニュースレター1本で情報発信してるわけではないのでちょっと難しいかなと思い(性格上、自分は守れない約束は初めからしたくない)約束するような行為は一切していません。

今後に送るテーマをざっくりと定めて、アンケートは数回ノリで取ったのですが(苦笑)

当日はありがとうございました(引用元:ニュースレターすんご、っと思った話をこっそりシェアします

文責:川手 遼一