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自分はChatGPT Plusに加入していて、ChatGPTを使用する際もプラグインを用いて使用することが多いのですが、先日見つけた「Copywriter」というプラグインが結構良く、Xでも紹介したところ多くの方から反応をいただきました。
本日はそちらを紹介したいと思います。
目次
Copywriter は ChatGPT Plus ユーザーが利用できる、ChatGPTのプラグインの1つです。
以下のような形で、特定領域におけるテキスト生成をサポートしてくれます。
Send a URL and get sales copywriting suggestions for any page!
(訳)URL を送信すると、任意のページのセールス コピーライティングの提案が得られます。
ChatGPT plugins一覧より引用
ChatGPT Plus ユーザーはプラグインを利用することで、より専門的な領域におけるコンテンツ生成を実現することができるほか、ChatGPTの弱点をカバーするといったことを実現できるようになります。
Copywriter はそういったプラグインのうちの1つであり、特に販促領域におけるテキストコンテンツの生成をサポートしてくれます。
実際に使ってみたところ、URLを添え指示を出すことで、下記のような用途で使用が可能です。
- 広告文(見出し、説明文)の作成
- 既存広告文(見出し、説明文)へのフィードバック
- コンバージョン率上昇を前提としたサイト改善
- UIUXを前提としたサイト改善
特に「広告文(見出し、説明文)の作成」や「既存広告文(見出し、説明文)へのフィードバック」に関しては、もちろん生成されたものの中には的を得たものをあるのですが、海外の広告のようなトーンを無理やり翻訳した内容を出力されることも多く、生成された見出しや説明文を、日本市場における広告運用の現場でそのまま使うことはかなり難しいように感じました。
一方、「コンバージョン率上昇を前提としたサイト改善」や「UIUXを前提としたサイト改善」はかなり的確な提案を貰うことができ、かなり使い勝手が良かったので、本日はそちらについて特に掘り下げて、ご紹介していきます。
実際に「コンバージョン率上昇を前提としたサイト改善」に関して、下記プロンプトで生成してみた例をご紹介します。
プロンプトですが、こちらになります。
URL:
こちらのページを広告のリンク先に設定するとした場合、広告のコンバージョン率を向上させる上でどのような取り組みをすべきでしょうか。
サイト内にある改善余地について日本語で列挙してください。
実際の生成例がこちらになります。
広告について質問しているのにSEOに関して回答するなど矛盾した点も見られますが、テストモニアル(お客様の声)にかんしてはかなり的を得た指摘をするなどしており、実際に現場レベルでも提案に使えそうな案を複数提示してくれています。
プロンプトに「コンバージョン率に影響を与える可能性が高いものから順に列挙」などの情報を追記すると、より使い勝手が良いかもしれません。
プロンプトですが、こちらになります。
URL:
UIUX改善を前提に、こちらのサイト内で改善余地がある点を日本語で列挙してください。
実際の生成例がこちらになります。
また他 URL などでも試しに生成してみたところ、例えば UIUX の改善に関しては「フォントを統一してください」などといった提案もなされました。
これらはコンバージョン率の上昇には直結しないものの、改善することで明らかに UIUX の改善にはつながるため、プロンプトの内容を加味した上で改善案を提示しているものと思われます。
ChatGPT Plusは月額20ドルを必要としますが、こういったプラグインが使用できるようになるほか、無料で利用可能なGPT-3.5に比べて品質の高い生成を行うことができるGPT-4を利用できるなどするため、日頃からChatGPTを業務で使用していたりする場合、ChatGPT Plus に加入することで十分に20ドル分以上の価値を生み出すことは可能です。
また Web 制作会社や広告代理店の中には ChatGPT Plusの利用に関して経費での使用を認めているケースもありますので、20ドルの初期投資を惜しく感じる場合は、経費枠での利用をまずは検討してみても良いかもしれません。
弊社では ChatGPT Plus(月額20ドル)を申請すれば誰でも経費負担で利用することができますよ
文責:川手遼一